人体を構成している主要物質として水と脂肪があげられます。これらには、多くの水素原子が含まれています。普通の状態ではこの水素原子核は、体内でバラバラの方向を向いています。
しかし、この装置の強力な磁石の中に入ると水素原子核は一つの方向に揃います。この状態で外からの特定の周波数の電波を与えると共鳴してエネルギーが高くなります。そして、電波を切ると水素原子核は、エネルギーを放出してもとの状態に戻ります。このとき
放出される電波を観測して、コンピュータを使用し画像化する装置
です。人体のあらゆる方向の断面の画像が1mm刻みで得られます。
X線CT装置などに比べ放射線を使用しないため、人体への影響がありません。
検査用ベッドに横になり、検査する部位に装置を設置します(装置は痛みをともなったりするものではありません)。検査中は「体を動かさないでください」や「息を止めたりください」などの放送の声に従い検査をしていきます。検査は磁力と電波を使用しますが痛みは全くなく、CTのように放射線被曝は有りません。
検査時間は部位によって異なりますが30−60分程です。詳しい検査時間は担当Drにお聞きください。
・
頭部の病変
(
脳腫瘍、脳動脈瘤、脳出血など)
・
骨関節病変
(
頸・腰椎間板ヘルニア、腰半月板損傷、膝靱帯損傷、アキレス腱断裂など)
・
内臓病変
レントゲン検査やCT検査では見えてこない(分からない)
神経、血管、靱帯、軟骨
などを鮮明に写すことができます(下図参照)
また
早期の骨折
もMRI確認することができます
脳の画像
骨内部の画像
内蔵の画像